Ubuntu 20.04 LTS を MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013) にインストールする
Ubuntu 20.04 のインストールの記録です。このマシンは古いものなので、macOSとUbuntuとのデュアルブートは簡単でした。何もせずにWi-Fiも動作しました。Macが新しい場合、Ubuntuのインストールは簡単ではないようです。
Ubuntuのインストール後に更に作業することによって、Facetime HDカメラ, CUDA, cuDNN, PyTorch も、動作しました(これらの話は、別記事に纏める予定です)。古いマシンですが、いろいろ楽しめます。
目次
まずは、バックアップ
- Time Machine で Mac をバックアップ
- 必要なデータを外付ストレージにバックアップ
Disk Utility によるUbuntu用パーティションの作成
内蔵SSDに重要なデータが無かったので、私はパーティションを切り直しました。
- "command (⌘) + R" を押しながら MAC を起動
- Utilities メニューから "Disk Utility" を選択
- macOS用のパーティションとUbuntu用のパーティションを作成
マシンが古いからか "APFS" は選択肢にありません。macOS用には "OS X Extended (Journaled)" を選択し、Ubuntu用には、とりあえず "MS-DOS (FAT)" を選択しました。
Time Machineからの macOS のリストア
- "command (⌘) + R" を押しながら MAC を起動
- Utilities メニューから "Restore From Time Machine Backup" を選択
- Time Machine BackUp からリストア
私の場合、macOS Mojave のバックアップを、新しく作ったパーティションにリストアしました。
Ubuntu 20.04 のインストール
私は、日本語Remixでなく素の Ubuntu Desktop を用いました。"Try Ubuntu" を選択すれば、Ubuntu の動作を確認できます。確認できたら、再起動し、"Install Ubuntu" を選択し、処理を進めます。インストール時、Thunderbolt - Ethernet アダプタは、問題なく動作しました。
- Keyboard: 実機に合うものを選択します。私のキーボードは English (US)。
- Update ...:"Install third-party..."もチェックします (Wi-Fi用)。
- Installation Type:"something else" を選択して "Continue"。
- 次のメニューで Ubuntu用のパーティションを選択します。パーティションの設定画面で、以下の設定を行いました。
- Size:変更せずにそのまま
- Use as:"Ext4 journaling ..."を選択
- Format the partition:チェックを入れる
- Mount Point: "/" に設定
- そして"OK"
これで、Ubuntuを無事にインストールできました。再起動すると、Ubuntuが起動します。この状態で、Wi-Fiも動きました。"option (⌥)" を押しながらMACを起動すると、macOSも選択できます。なので、私は、rEFind等のブートマネージャを入れてません。